古民家のことお気軽にご相談下さい。

ご挨拶

ご挨拶

本物を求め続けて極める時代へ《住まいと古民家》

石井家に先祖より伝わる資料に「石井家の開墾の年歴(始まった年は)確々(確たること)相分からず。伝えに曰く、当村開基の長たる者、当村草分けの数は展拾八戸なりと伝う」との文言が残されています。

この時代の民家の殆どは、精々人間の肩や荷車で運んでこられる範囲からの木材や竹土草、紙などの自然素材を使い建てられていました。

その民家を建てたのは棟梁であり、大工がいたものの大半は、その土地の農民や漁民の素人集団であったと思われます。

自分の暮らす家を自分達の手でつくることで、団結力や人材育成、地域の特徴を活かした生活が育まれ、そして人々はその土地、その土地の条件に合った生活をし、その体験によって特有の文化を築いてきました。その象徴が古民家であり、ここに村落文化が形成され近代まで息づいて来たことは確かです。

しかし、近年この文化が崩れるとともに住まいの造りも変わり、住まいの使い勝手が悪い、暗い寒いと言った理由から解体処分される様を目の当たりにするようになりました。

このような実情の中で、先人の知恵の結晶が詰まった希少価値の教材(古民家)を一棟そして柱一本でも残したい思いでこの会に入会しました。

日本の伝統的住まい文化の良さを国内外に発信出来るよう地域の皆様と共に頑張って参りたく思いますので、関係各位のご指導ご協力をお願い致します。

一般社団法人南千葉古民家再生協会 代表理事 石井 正明

お気軽にお問い合わせください TEL 0470-44-2090

PAGETOP